レザークラフターあたまるです
昨日の名刺入れの失敗から一夜明けて
昨晩道具(キリ)が足元に落ちた時の恐怖感から錐ケースの作成に取り掛かろうと思います
レザークラフトショップの店長にアドバイスを貰い、ボタンをつける道具を購入しました
ショップの店長曰く、レザークラフトに失敗はつきもの、これはいい経験だと言う事です
妻の財布を作るまでレザークラフト【Vol.3 錐(キリ)ケース作成編】
錐ケースカバーをネット検索するもパッとしたものが見つかりませんでした
オリジナルで考えるしかありませんね
2作品目で早くもオリジナリティを求められます(汗)
イメージ的にはキリ半分を覆うケース本体にボタンで止めるバンドを付ける
こんな感じのイメージです
製作手順は以下の通りです
- ヌメ皮1.5ミリの裏面をトコノールで磨いておく
- イメージ図の型を方眼紙で作成
- 革をカットする
- 仮止め&菱目打ち
- 手縫い
- ボタンを付ける
- コパ磨き
- 完成
1.ヌメ皮1.5ミリの裏面をトコノールで磨いておく
先ずは今日買ってきた端切れのヌメ革(190円)の裏面を磨きます
トコノールを塗ってコープでこすって光沢を出して乾かしておきます
中々安くて良い皮が手に入りました、裏面がテカテカになりました
こうする事です皮が少し伸びて薄くなるそうです
2.イメージ図の型を方眼紙で作成
次にイメージ図の型を方眼紙を切って作成します
切って行ったらヒョウタンの様な型が出来上がりました
方眼紙で方を作るときは真ん中を折り曲げた紙を切り、左右対称に作ります
3.革をカットする
革をカットする時は、丸錐で傷状の線を引くか銀ペンで銀色の線を引きます
ちなみに銀ペンは持っていないので、今度買いたいと思います
カッターナイフでカットしました、曲線をサクサクカットする時がたまらなく気持ちいい瞬間です♪
ここで縫い付ける面以外の切り口の角を落としておきます、こんな感じで
4.仮止め&菱目打ち
ここで縫い付ける部分に接着剤をつけて仮止めします
のりしろをカッターの先でガリガリしておきます
霧吹きで水をかけて革を柔らかくしておいてから、接着剤で固定します
クリップで押さえてからちょっと休憩(-。-)y-゜゜
今回はレザークラフトセットに入っていた糸(エスコード麻糸の太)を使用してみます
適当な長さに切って蝋引きしてみます
適度なロウの量を擦り込みます
エスコード太糸は針穴に中々通らず苦労しました
太糸用の針があるのでしょうか??
5.手縫いします
手縫いしますが
まだ縫い方が慣れませんね
もう少し数をこなさないと上手くならないでしょうか…
こんな感じです、名刺ケースに比べると簡単でした
昨日使ったロウ引き糸は化学繊維だったので、ハンダゴテで溶かしてフィニッシュしましたが
麻の糸は切りっぱなしで少し心配です
瞬間接着剤とか付けたくなりましたが
まあレザークラフターは糸が解けたら修理すればいいのです
6.ボタンを付ける
今日買ってきたボタン(ホック小)を取り付けます
強く叩きすぎて雌の方の頭が少し潰れましたが、まあご愛嬌と言う事で
こちら完成です♪
完全オリジナルでイメージ通り作れました
ボタン(メス)の頭が飛び出していますが、ゴムマットの上で叩いたのがいけなかったかもしれません…
レザークラフト錐(キリ)ケース作成まとめ
レザークラフト2作目は錐ケース作成でした
今回は丸錐のケースを作りましたが、次回は菱錐とヘリ落としのケースも作りたいと思います
この子達のケースを作ったら、針ケースと菱目打ちケースも作らないと♪
何年も経つとこのヌメ革がアメ色になって来るみたいなので使い込むのが楽しみです
レザークラフトを始めたらまずは身の回りの物を革で覆いたくなりますね(笑)
手帳ケース、携帯ケースをetc
キリケースは革の端切れを使えばコスト200円強と言った所で作れますので
是非挑戦してみてください