レザークラフト作品1作目
名刺入れの製作にチャレンジしてみたいと思います
今日はレザークラフトのショップに行って、店のおっちゃんから色々とアドバイスもらいました
追加の道具と、ヌメ革の切れ端2枚を購入しました
それから基本のレザークラフトの本も買いました
作ったら見せに来い、との事なので気合を入れて作ってアドバイスをもらおうかと思います
妻の財布を作るまでレザークラフト【Vol.2初めての名刺入れ編】
名刺入れを作ります
手順はこんな感じです
- 方眼紙で型紙を作る
- ヌメ革を磨く
- 革をカット
- 仮止め&菱打ち
- 手縫い
- コパ磨き
- 完成、出来映えと反省点
こんな感じでしょうか
初めてなので買ってきた本を見ながら進めます
1.方眼紙で型紙を作る
まず初め100均で買ってきた方眼紙に下書きします
ショップで名刺入れのサイズを測ってメモらせてもらってきたので、再現します
こんな感じで切り取ります
方眼紙は100均で5枚100円なので財布に優しいです
2.ヌメ革を磨く
次にヌメ革の床磨きを開始します
1.5ミリのハギレと、1ミリのハギレ(合計400円位)を買ってきましたので裏面を磨きます
トコノールを塗りコップの裏で擦ると、テカテカになりました♪
テカテカに艶が出ました。組み立ててからでは磨けないので最初に磨いておきます
本当はガラスのツルツルの板で磨くみたいですが、コップで磨くと力が入るので悪くなさそうです
名刺入れ位だと2ミリの革だと厚過ぎるみたいですので1.5ミリの革を本体にして、1ミリの革をマチの部分に使います
店長曰く、ゴツい質感出したかったら2ミリでも良いと…
次は2ミリでも作ってみたいかな
3.革をカットする
続いて革をカットしていきます
方眼紙で作った台紙を当てて、丸錐で線を付ける
あとは慎重にカッターナイフでカットします、カッターナイフの刃は念の為切れ味の鋭いOLFAの特選黒刃に換えてあります
カット出来ました
こんな感じになりました
ここで、名刺入れの内側に来るこの部分のコパを磨いておきます
この部分です
4.仮止め&菱打ちをします
ここでパーツを縫い付ける為、ボンドで仮止めして菱目打ちをします
ボンドをつける場所の床面をカッターでガリガリしてボンドが付き易くしますのりしろを作る感じです
ボンドは家にあったスーパーXGと言うボンドを使用、塗って1分乾かしてから張り合わせます
次にネジ捻で3ミリ幅に菱目打ちの線を書きます
それから菱目の下描き的な点をグリグリつけてから木槌で打ち込みます
案の定嫁からうるさいとクレームが来ましたので、座布団の上で叩く
座布団は偉大な衝撃吸収材です
5.手縫いする
次にレザークラフトの醍醐味手縫いに挑戦です
糸の両側に針を通して縫っていきます
買ってきた本を見ながら縫っていきます、ポイントは必ず銀面(表面)からから先に縫い糸を入れていく事らしいです
買ってきたロウ引き糸が異常にべた付くんだけどこれは仕方ないのかな?
ベタベタして縫いにくいけど何とかならんのかね(汗)
こんな感じで縫えました
次に革を折り曲げて表を縫います、クリップで固定しながらくっつけます
糸の先はハンダゴテで熱して溶かしてフィニッシュします
6.コパ磨きで仕上げます
革の切断面にトコノールを塗りつつ、コパ磨きをしていきます
革の切断面の角をヘリ落としと言う道具で落としてから磨きます
ザラザラした切断面がこれでツルツルになります
大体こんな感じで仕上がりました
最後に名刺入れに霧吹きをして濡らして革を柔らかくしてから名刺を入れて重しをしてしばらく待ちます
完成、出来映えと反省点
乾いたらこんな感じで完成しました♪ーパチパチ
出来栄えはまあ20点くらいでしょうか
いくつかミスもしました
マチの部分のパーツは少し下が狭い方が良いかと思います、それから角を丸くカットする際に切り過ぎて、いびつな形になりました
ここの部分です、OLFA別タチでサクサク切りすぎた(;_;)
OLFA別タチは垂直に刃物を入れないと切っては駄目な所までズバッと行ってしまいます
これは大失敗…
あとは名刺入れの蓋の部分が少し短かったかな!
そして致命的なミスを
1センチ間違ったーもらった名刺を入れる所に名刺を入れると蓋が閉まらない、蓋の部分が短いのはコレのせいでした
使用に耐えうるレベルの出来でも有りませんでしたので、この名刺入れは失敗記念に置いておこうかと思います
最後に、今回レザークラフトをやってみての感想は、意外と手軽にできるぞと思った反面
設計図は慎重に作らないとすべてが台無しになるということがよく分かりました
次作る名刺入れの課題が見えてきました