ブルーベリー 家庭菜園

ブルーベリーの家庭菜園おすすめは失敗しないこの品種【東海地方版】

人気のフルーツブルーベリー!!

家庭菜園で手軽に育てられて、カンタン、美味しい、ヘルシー!!の3拍子揃った人気フルーツですが、失敗する事も意外と多いです

何故か?それぞれの地域に合った家庭菜園向きの難易度の低い品種選びと土作りがポイントです

家庭菜園で失敗しない品種はラビットアイのこれ!!【東海地方版】

あたまるです、家庭菜園やってますか?

家庭菜園で栽培する果物人気No.1はブルーベリーだそうです

柑橘系も手軽で良いですが、ブルーベリーが人気な理由は!?

簡単に出来て沢山収穫出来て、美味しい、ヘルシー、場所もそれほど取らずに病気にも強く虫も付きにくい、人気にならない理由がないです!!

しかも生のブルーベリーって買うと意外と高いですが、作ってみると意外に簡単で使い道も多くとても重宝します

ブルーベリーって結構難しいんじゃない?なんて言うイメージがありますが

それぞれの地域に適切な品種と、植える土にさえ気を付ければすごく簡単に沢山収穫出来ます

失敗する場合は明確な理由がある

実は、私の実家では父親がブルーベリーを5本程育てておりますが、5年経っても殆ど収穫出来た事が無いと言っております

又、今住んでいる家の隣の方もブルーベリーを数本植えておりますがまともに実が成っておりません

そう考えるとブルーベリーがうまく育たない方が結構いるはずなんです!!

まず、こういった方の殆どは苗木を闇雲にホームセンター等で買ってきて、ブルーベリーの系統と品種名を気にしていないと思います

例えば実家のブルーベリーに付いた札を見て見ると、1本はノーザンハイブッシュ系のブルーベリーであとの4本は名前が消えていて何の品種か分からないです

おそらく実家の庭には色々な系統品種がバラバラに植わっているかと思います

しかも普通の土にそのまま植わってますから、まず木がまともに成長するはず無く、辛うじて枯れずに"生えている"状態です

隣の家のブルーベリーも恐らくただの土にラビットアイ系のブルーベリーを2本植えていらっしゃる感じです

難易度の高い品種を普通の土に植えたら、まず間違いなく失敗します

結論から言いますと、家庭菜園で難易度が低く収穫量も多く丈夫なラビットアイ系ブルーベリーを育てましょう

ブルーベリーは自家受粉で実が付きにくいフルーツですので、ラビットアイ系ブルーベリーを3品種ほど植えましょう

植える土はピートモス主体の用土か、ブルーベリー専用の土に植える

これだけでブルーベリーを育てる6割は成功したと言っても良いと思います!!

失敗しないおすすめはラビットアイ系のこの3品種!!

  • ブライトウェル
  • パウダーブルー
  • バルドウィン

はっきり言って何も考えずにこの3品種だけ植えておけば、基本的にオールOKだと思います

ポイントは

  • 食味がよく食べて美味しい
  • 収穫量が多い
  • 樹勢が強く、虫、病気に強い
  • 受粉木としての相性が良い
  • パテント品種では無い

この5点です

まずこの3品種は食べて非常に美味しいです、

収穫量も多い品種ですし、大きくなるのも早いですし、樹勢が強いので少し虫に喰われようが木の成長でカバーできます

受粉の為ラビットアイ系の数種類の品種を植える必要がありますが、この3品種の受粉木としての相性がとても良いです

また、挿し木による増殖も簡単で、切って刺すだけでどんどん増えます、パテント品種(増殖不可の特許品種)では無いので、挿し木で増やしてどんどん苗を作れる、又、万が一枯れたりした時のリカバリも容易です

 

絶対に失敗しない育成のためのポイントは

絶対に失敗しない育成ポイントを紹介します、ポイントがいくつか有りますが気を付ければまず大丈夫でしょう

ポイント1、植える用土について(重要!!)

植える用土は一番大事です、基本的にピートモス主体の酸性土壌に植えます

無調整のピートモス1:鹿沼土1で半々のブレンドです、適度な保水性と通気性を良くするために鹿沼土を混ぜます

それからピートモスは結構高いので安い鹿沼土を半分混ぜると財布にも優しいです

土壌栽培の場合は直径50センチ深さ30センチ程の穴を掘り上記の配合土を入れます

ブルーベリー用の配合用土でも良いですがブルーベリーの配合用土は多少割高です

ポイント2、水を切らさない(重要!!)

ブルーベリーは乾燥に弱いです、夏場に水切れを起こすと枝の先端から枯れて来ます、一度枯れかけたブルーベリーは成長が止まりますので水切れは絶対に避けたいです

土の表面の乾燥にも弱いですので、用土の表面をウッドチップかバークで覆ってやると良いです

この様にウッドチップかバークチップで覆って用土が露出しない様にしましょう

土壌栽培にするか、貯水タイプの鉢を使うと夏場の水対策がとても楽になります

こちらの鉢は貯水型の楽々菜園という鉢を使っております

ポイント3、収穫は3年目から(重要!!)

これも大事なポイント、3年生苗までは花が咲いたり、実が出来ても収穫しない

出来るだけ株を大きくすることに専念、つぼみが出来たら切り取って、花や実に栄養分が行かないようにします

2年生苗までにがっつり実を付けてしまうと、苗木に負荷がかかり枯れることも有ります

苗木を買うときは3年生以上の苗を買うと良いです、秋冬の間に植えたら翌年の春にはいきなり収穫できます

ポイント4、人工受粉させた方が良い

実を少しでも多く付けたかったら、人工授粉しましょう

内側が黒いお椀に複数品種の花粉を集め、耳かきの後ろについている梵天で人工授粉します

お椀の上で爪で花を軽く弾くと花粉がパラパラと落ちて来ます

ポイント5,挿し木で株を確保しておく

増やして問題ない品種のブルーベリーは挿し木で株を増やしておきましょう

株の増殖を毎年しておけば、例え枯れたり台風で折れたりしても直ぐに復活できますので、計画的に苗を増やして収穫を途切れさせない様にしたいです

この様に若い枝を切ってピートモス主体の用土に差しておけばブルーベリーは簡単に増やすことが出来ます(パテント品種は増殖不可)

挿し木した品種は必ずわかる様にしておきましょう(重要)

 

その他、ブルーベリー用の肥料を3月、6月、9月に与えましょう、ピートモス主体の用土は栄養が少ないので肥料もとても重要です

苗木の植え時は、11月から12月の落葉期です

 

お勧めラビットアイ品種の特徴

ここでお勧めしたラビットアイ3品種の特徴をご紹介します

どれも欠点の少ない強健な品種ですのでぜひ栽培をおすすめします

ブライトウェル

お勧め3種の中でも特にお勧め品種、豊産性で丈夫で実が大きく白いパウダー(ブルーム)が多く美しくとても美味しいです

甘味がとても強いです、収量が多いので家庭菜園で絶対に植えたいラビットアイ品種です

 

パウダーブルー

表面の白いパウダー(ブルーム)が特徴で、見た目が一番きれいです

こちらも豊産性で丈夫、おいしいの3拍子揃った品種、ブライトウェルよりも食感が良く少し酸味があるのでとても美味しいです

実は小さめで収量が少し少ない気がしますが、味は3品種で一番バランスが良いのでは無いでしょうか

 

バルドウィン

こちらも欠点の少ない強健品種、豊産性、丈夫、美味しいの3拍子揃った品種です、3品種の中で一番の豊産性ありです、収穫期が長いのが特徴で色付いた実を収穫するとどんどん次の実が収穫できます

実は黒っぽくブルームは少なめですが、酸味甘味のバランス良いです

上記2種に比べると若干日持ちが悪いです、上記2種は冷蔵庫で3週間くらいは保存できますが、バルドウィンは少し傷みやすいので沢山取れたら早めにジップロックに入れて冷凍した方が良いと思います

失敗しないブルーベリー栽培はいかがでしょうか?

木を増やして10本も植えたら近所におすそ分けしないと食べきれないレベルの収穫量です(;^_^

ブルーベリーを沢山作って沢山食べたい方はすぐにでも苗を買ってトライですよ

 

 

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