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パチンコ屋はオワコン中のオワコン!?取り巻く環境は?起死回生はあるのか

先日家から一番近いパチンコ屋が潰れました

最近はパチンコ屋行ってないなー…年数回しか行かない

どうなってるんだパチンコ業界?という事で会社の帰りにパチンコ屋をのぞいて来ました

パチンコ屋は随分前からオワコンと言われてますがどうなのか?

さてさて、まずはパチンコ屋が置かれている状況から整理

パチンコの業界規模

2018年の余暇市場は約72兆円

1位:パチンコ約20兆円(余暇市場の約28%)

2位:競馬約3億円(余暇市場の約4%)

約20年前に30兆円産業と言われたパチンコ業界ですが、市場規模は20年で約2/3に縮小しました!!

しかし業界規模は競馬を遥かに上回り、いまだにレジャーの王様に君臨しています

まだまだ終わっていないのがパチンコ業界、現実は弱小パチンコホールが潰れて大きいホールにはお客さんが平日からしっかり入り、週末はイベントに客が行列を作っているのが現状

しかも2018年に20兆円を割ったパチンコ業界は2019年にはパチンコ人口を50万人増やして950万人となり、市場規模は20兆円を回復し

実はパチンコ業界は下げ止まりから微増へ転じています

これはちょっと意外だぞ

ちなみに大手パチンコ店の順位は以下の様になっております

1位:ダイナム451店舗(シェア約9.8%)

2位:マルハン319店舗(シェア約6.9%)

3位:ガイア158店舗(シェア約3.4%)

4位:アンダーツリーグループ135店舗(シェア約2.9%)

5位:延田エンタープライズ75店舗(シェア約1.6%)

上位5企業が約1/4の店舗シェアを持っており、残りの75%のホールは大半が10店舗~20店舗を持つホールとなっている・・

大手ホールで有名なマルハンが店舗数1番じゃあ無いんだね、ダイナムってここら辺ではホールを見ないんで

パチンコ屋を取り巻く規制について

パチンコ屋のルールは警察庁管轄の風営法でルールを決めています

私が学生の時に友人がホールで働いていたんですが、警察のその手の部署の人が見回りを兼ねて?ホールにパチンコを打ちに来ておりました

あの人は警察の人だよと教えてくれたんですが、その人が来店すると店長があいさつに来て、その関係者の客は常にドル箱を積んで帰る始末・・

子供ながらに”ホンマ汚い大人やで”と思ったものです

これ本当の話です・・

その風営法管轄のパチンコ業界の方向性は基本的に

ギャンブル性を低くして、ギャンブルで身を滅ぼす人が出ない様に

つまらないパチンコ、スロットを作ってパチンコ人口を減らす方向に進んでいます

昔から警察庁からパチンコ関連の会社に天下るというルートが出来ており、パチンコ業界は”お上”に利益を献上して規制を緩めて稼がせてもらうという構図が出来上がっていたので、規制強化と規制緩和が行われてきました

  • 保留玉連チャン機(麻雀物語等)✖
  • 爆裂連チャン権利物(アレジン等)✖
  • モーニング設定デジパチ(綱取物語等)✖
  • CRデジパチ爆裂機(CR花満開等)✖
  • スロットのモーニング打ち込み✖
  • スロットの設定公開✖
  • スロットの裏物機✖✖
  • 本日大解放の広告チラシ✖

数え上げたらキリが有りませんが数々の規制を行い業界を締め上げて来ました

何故にこのお上である警察側の利権の温床、既得権益であったパチンコ業界が規制を緩める事が出来ないのか!?

一説によると、パチンコの規制強化は統合型リゾート(IR)整備推進法案(カジノ法案)を通す為とも言われておりますので、裏で複雑に利権が絡んでいるのも知れませんね

カジノを日本に作りたい大人たちが居る、オリンピックの次は経済対策の目玉はカジノなんでしょうか!?

今パチンコが生き残っていく為に行っている事は?

大学をの同期で自信満々にパチンコ屋の「コロナグループ」という総合ジャー企業に就職した友人が居ました、20年前と言えばパチンコ産業は30兆円産業でオワコン感のカケラも無かったです

今友人はどうしてるのかな?でもこのコロナグループは映画館やゲームセンターを入れた複合型レジャー施設の形態で運営しているので変化しながら今後もやって行けるのでしょう

サミーはリスクヘッジも兼ねてセガと合併してますし

変化に対応できないホールは一部の大手を除いてつぶれる運命なんでしょう

カジノが実現したら一部のパチンコメーカー(ユニバーサル等)が急浮上するかもしれません

今パチンコ屋がしのぎを削る集客はイベントを行う事

今回見に行ったホールは

2019年10月15日、8:30より抽選開始なる看板がたくさん置いておりました

これはどういう事でしょうか!?出すとか、大解放とか設定入ってますとかは規制の関係で書いてはいけないのでしょうが

暗に10月15日は出しますよと言っている様な物!!要するに射幸心を煽ってますのでこれはグレーゾーンな告知

こういう事をするか、新台を入れないとお客さんを呼べないので各ホールはイベントを実施して客を呼び寄せるのが今の営業手法

これで潤っているYouTuberが「シバター」さんですね、彼は俺が行くイベントで出さないホールは二度と行かないしYouTubeで叩くと言っている位ですから

シバターがイベント来るという事はお店も必死に出す超絶イベントである

となって、客がたくさん入る=ホールとシバターが儲かるという構図(笑)

いやーYouTuberシバターさんは本当に頭いいよなと思ってしまいますね

パチンコ屋はとにかく相変わらずグレーな業界という事でOKかな

※マルハンは業界健全化の為にライターイベントは禁止した様ですが

パチンコ屋はオワコンかの総括

パチンコ屋はまだまだ終わっていませんでした

これから大きい規制が来るので更なるパチンコ減少は避けられないですので、起死回生は望めない業界であることは間違いなさそうですが

パチンコ屋は向う10年はレジャーの王様なのでは無いでしょうか

広告規制も何のその、巧みにイベントで集客という手法で大手ホールは頑張っている様です

最後に、パチンコで今の時代勝とうと思ったら、週末にイベントをやるホールを複数人で押さえて乗り打ちするフットワークと時間が必要な様です

それが出来ない普通のサラリーマンにはほぼ勝ち目は有りませんのでパチンコは程々にをお勧めします

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