食品表示検定の【初級】対策をまとめました
初級のテストは過去問から間違えやすいポイントをしっかり押さえておけば、ほぼ落ちないレベルの試験となりますので要領よく要点を押さえておきましょう!!
試験の直前の最終チェックにも使えるのでスマホにショートカットを作っておいたらいかがでしょうか!?
これで完璧だ食品表示検定【初級】のテスト直前【過去問題より】要点の復習
わたくし食品表示検定の中級まで合格しており現在上級試験に挑戦しています
初級についての押さえるべき点をまとめてみました
合格率60%~65%で3割強の人は試験に落ちますが
しっかりチェックすべき点を対策した人の合格率は体感ですが90%を超えると思われます
合格(70点以上)出来る様に頑張りましょう!!
初級試験の内容について
- 試験時間:90分間
- 問題数:マークシート75問(100点満点)
- 合格点:70点以上
- 合格率:60%~65%
となっておりますので1問1分目安で見直し15分を目標にすると良いかと思います
第1問~4問表示知識全般【テキスト1章〜2章、他】(配点17×1点、3×2点、計23点)
不適切なもの、適切な物を選ぶ問題はパターン化されています
これでほぼOKだと思います
- 食品表示義務→卸売業者には義務なし✖(表示義務あり)
- 農産物検査法→有機農産物の表示に関わる法律✖(有機農産物はJAS法)
- アイスクリームの表示を見ると→消費期限が解る✖(表示義務なし)
- 精米業者には→入荷記録などの保存の義務なし✖
- 防カビ剤のみの表記×
- 業務用食品義務表示事項→全て伝票や送り状に記載✖(例外的に伝票や送り状に)
- 国産の養殖カンパチ→原産地として水域名を表示✖(都道府県名を表示)
- 有機農産物生産方法→全ての農薬や肥料をしないで栽培✖(一定の条件で使用可)
- 生しいたけ(包装品)→徳島県産のみ、信州産のみ✖(生産方法必要)
- 特別栽培農産物→特別栽培を示すマーク必要✖(マーク規定なし)
- 日本の食料自給率→50✖(38%)
- かつお(無包装)はまち(養殖・無包装)→日本近海✖、国産✖(国産のみの表記✖)
- びわ(無包装)→九州産、四国✖(都道府県名or一般的に知られている地名)
- 調整とは→一定の作為を加え本質的に変化させる物✖(加工には至らないもの)
- 無包装有頭エビ(ブラックタイガー養殖・解凍)→ベトナム又はインドネシア(又は✖)
- マグロのトロと赤身を盛り合わせたもの→加工品✖(同種の魚の盛り合わせは生鮮品)
- 輸入牛肉→個体識別番号が付与されている✖(国内で飼育される牛に適用)
- 密閉された特定商品→内容量省略可✖(密閉された特定商品内容量、名称、住所必要)
- 和牛と表示する事可能な牛の品種→食品表示基準で定めている✖(表示に関するガイドラインによって)
- オゾン殺菌野菜→加工食品✖(単にカット、オゾン次亜塩素酸ソーダで殺菌、同じ種類の詰合せは生鮮食品)
- 生食用鮮魚介類( 冷凍品除く)→10℃以下
- 輸入牛ロース→コロラド州産✖(国名を表記する、USAとかAUS産は✖)
- 切干大根、干し柿(包装品)→宮崎県産のみ✖加工食品の表示必要
- 食品表示法の対象品→酒類除く✖(酒類含む、医薬品除く)
- 輸入者は食品を輸入する際に→保健所に届出✖(厚生労働省の検閲所へ)
- ブランチング野菜 、 タレをかけた肉 異なる農畜水産物フルーツ肉類魚の混合盛合せ、食味風味食感を変化させる乾燥→製造又は加工(赤肉メロン、青肉メロン盛り合わせは生鮮食品)
- 野菜を半分にカット、キャベツ千切り、米豆を輸送保存の為乾燥、切り身むき味凍結、 1種類の農畜水産物切断容器包装、 産地部位が異なる農畜水産物を切断容器包装→調整
- 輸入米で精米年月日、超生年月日が不明な米→期限表示を省略可✖(この場合輸入年月日を表示)
- 国産農産物原産地都道府県名及び一般的に知られている地名を表示都道府県より広い範囲の表示は×→×四国、紀伊、又は表記
- 農産物輸入品、原産国名か一般的に知られている地名
- 牛肉の個体識別番号は包装、無包装でも必要
- 国産水産物原産地→水域名(県、港併記可)、水揚港、港の属する都道府県名
- 国産水産物養殖→都道府県名
- 精米→× 単一原料米、複数原料米の表記なし
- 生かき(生食用)県と水域→×〇〇県のみ
- 有機加工食品は有機原料95%以上使用、遺伝子組み換え不可
- 地鶏は「地鶏肉の日本農林規格」に合致するもの在来種の血を50%以上、飼育期間75日以上、孵化ご28日以上平飼い
- 回遊魚原産地表示単に近海遠洋と表記×
- 国産鶏卵→国産(都道府県名で表記しなければならない訳ではない)、輸入鶏卵→原産国名
- 複数原料米〇〇割表記、×〇〇パーセント
- 米の表示を行う者が精米工場である場合は販売者に代えて精米工場を表示
- 黒豚と表示できる物は純粋バークシャー種の豚肉のみ→×(輸入問わず)
- 輸入鮮魚、原産国名、×一般的に知られている地名(オホーツク海等)
第5問 生鮮食品の表示【テキスト2章】(配点2×5点、計10点)
生鮮食品の不適切表示の問題です
- マダイ刺身→販売者✖(○加工者)
- 精米の原料玄米→単に原料米○○✖(○単一原料米or複数原料米)
- 精米の名称→国産米✖(○精米or玄米)
- 精肉保存方法10℃以下→要冷蔵✖
- 精肉内容量→2枚✖(○グラム又はキログラム)
- 鶏卵の名称→生卵✖(○ジェイラン)
- 透明な容器に入れたカット野菜レタス→カット野菜(サラダ用)のみ✖(レタス要)
- 玄米販売者→氏名電話番号のみ✖(○氏名又は名称、住所及び電話番号)
- 生食用クロダイ→国産のみの表記✖
- パプリカ→防かび剤✖(使用不可)
- 鶏卵→直射日光を避け常温保存✖(○冷蔵庫10℃以下)
第6~8問 加工食品の表示【3章】(1×27点、計27点)
加工食品の問題は問題数が多く、ここまでの1問~8問までが基礎知識で一番点を取りやすい箇所となりますので即答出来るようにしておきましょう
必ず表記のアレルゲン7品目(丸暗記する)義務表示
- 卵、乳、小麦、えび、かに、そば、落花生
上記特定原材料に準ずるもの(20品目)任意表示 種類ごとに暗記すると良い
- 豚肉、鶏肉、牛肉、ゼラチン(肉類4品)
- あわび、いか、さけ、いくら、さば(海産物5品)
- オレンジ、キウイフルーツ、バナナ、もも、りんご(フルーツ5品)
- 大豆、ごま、カシューナッツ、くるみ(穀物ナッツ4品)
- まつたけ、山芋(山の物2品)
遺伝子組み換え表示義務8農産物(丸暗記)
- 大豆、とうもろこし、ばれいしょ、菜種、綿実、アルファルファ、てん菜、パパイヤ
遺伝子組み換えの表示対象にならない加工食品(加工によってDNA、たんぱく質が消滅している)
- 大豆:しょうゆ、大豆油
- トウモロコシ:水あめ、液糖、コーン油
- なたね:菜種油
- 綿実:綿実油
- てん菜:砂糖
原料原産地表示義務22の食品+4つの品目(暗記)
- 切干大根、ゆでたタケノコ、カット野菜ミックス、緑茶、緑茶飲料、切り餅、黒糖、合挽肉、塩蔵わかめ、かつおのたたき
- ウナギ加工品、カツオ削り節、農産物漬物、野菜冷凍食品
- 同一製品を2か所以上で製造する場合に限り→製造固有記号OK
- 栄養成分表示義務化された物→一般用加工食品及び一般用添加物
- 常温保存可能の乳製品→常温保存が可能である事の表示必要
- 示責任者、アレルゲン、Lフェニルアラニンの省略不可)
- 製造から賞味期限が2か月以上で→年月表示出来る✖(3か月以上)
- 保存方法(要冷凍)✖(○温度表示)
- 期限表示15.6.2019は不可
- 国内で希釈や味付けをすると原産国表示必要なし
- 複合原材料のうち重量割合が上位3位以下で5%未満の物は表示を省略できる✖→まとめて(その他)と表示できる
- 新しい原料原産地表示原材料の産地が3か所以上→3か国目以降を省略できる✖(その他)と表記
- 栄養成分表示○○g~○○gの表記可能
- 表示可能面積30㎠以下の容器→アレルゲン省略可✖(名称、保存方法、表示責任者、アレルゲン、Lフェニルアラニンの省略不可)
- 製造から賞味期限が2か月以上で→年月表示出来る✖(3か月以上)
- 保存方法(要冷凍)✖(○温度表示)
- 期限表示15.6.2019は不可
- 国内で希釈や味付けをすると原産国表示必要なし
- 複合原材料のうち重量割合が上位3位以下で5%未満の物は表示を省略できる✖→まとめて(その他)と表示できる
- 新しい原料原産地表示原材料の産地が3か所以上→3か国目以降を省略できる✖(その他)と表記
- 栄養成分表示○○g~○○gの表記可能
- 栄養成分表示で推奨項目とされているもの→飽和脂肪酸、食物繊維
- 添加物に含まれる特定原材料表記は最後に括弧して(一部○○含む)と表記
- 複合原材料の原材料表示をを省略できる物、鶏のから揚げ、きんぴらごぼう
- 商品サービスの価格に関する取引条件の不当表示→優良誤認表示✖(○有利誤認表示)
- 牛乳を除いて常温保存以外注意する必要がない物は保存方法の表示を省略できる
- アスパルテームは甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物含む)と表記
第9問 色々な食品表示の例【4章】(2×12点、計24点)
実際の裏面表示の空欄に入る適切な答えを選ぶ問題です、配点が大きいですので過去問題からしっかりパターンを暗記しまししょう
今書いておりますしばし、おまちを・・
食品表示検定【初級】試験についてまとめ
いかがでしょうか!!
押さえる点を押さえてから過去問題をやってみると70%の問題は即答できる問題構成になっていると思います
1割~2割はあれ?これは対策してないなーという問題が出るかもしれませんが、合格ラインは70点ですので問題なく受かるでしょう!!
最後に心がけると良い事は
冒頭で「1問1分目安で見直し15分を目標にすると良い」と書きましたが、時間が最後に残るとも限りませんので、安全策としては
解らない問題もとりあえずマークシートを塗りつぶして先に進む
解らない問題はとりあえず答えておいて問題に印を付けておきましょう!!ヤマ感でも2択まで答えを絞り込めていれば正答率は約50%ですから
マークしていない問題があると正答率は0%・・私は中級試験でやらかしましたから
では対策していればまず間違いなく受かる!!と信じて
試験を頑張ってください!!
-
食品表示検定中級のテスト直前【過去問題より抜粋】要点の復習
食品表示検定中級のテスト直前対策をまとめました 過去問から自分の為にテスト対策をまとめました 合格(70点以上)出来る様に頑張りましょう!! 第1問、2問表示知識全般【1章〜2章】(配点11点) 20 ...
続きを見る